内藤耳鼻咽喉科医院|東武野田線鎌ヶ谷駅東口より徒歩1分の耳鼻咽喉科

東武野田線鎌ヶ谷駅東口より徒歩1分。耳・鼻・のどの諸症状は当院までお気軽にご相談ください。

2015年01月07日(水) 行ってきました

けっこう痛かったなあ。
パカッと空けてグイグイ、ギュウギュウ何かを突っ込んで はい!一丁上がり!という感じ。

私はエビのように背中を丸めて、ウムムムムッ!
行く前より痛くなった、と愛妻に文句を言いながら風呂に入りソロっとその部分を触れてみましたら、あらっ!?なくなってる? 
そういえば、帰り際
「とにかく押し込んでしまう方がいいんですよ。」
と言ってたっけ。

すっきりとした菊の花のような
肛門に触れる事ができ、嬉しくなりました。
久しぶりにまともに歩けます。あの人は名医です!!

明日のトイレが難関ですね。パスしたい心境です。

2015年01月07日 00:00

2015年01月02日(金) 新年早々困った事になりました

また、内痔核が再発してしまいました。
この気まぐれ日記を振り返ると、2010年9月に当時の状況が書かれています。痔という漢字は「ヤマイダレ」に「寺」と書く、その心は寺に入るまで治らない、その昔予備校の先生が言ってました。
去年秋ごろから何か変だなと感じてはいたのですが、12月30日、今年の釣り納めとしてアジ釣りに出かけてから急激に悪くなりました。前回は出っ張って来た痔核は押し込めば中に入ったのですが、今回はダメです。嵌頓(かんとん)状態です。

友人の外科医にメールを送ってみると、酒は飲むな、風呂に浸かっていろ、清潔にしろ、椅子に座るな、そのうち良くなる、でした。そのうち良くなる、は希望の光ですが、正月というのに3時間は風呂に浸かっています。のどが渇きますが、ビールではなくて水で我慢です。

今日の夕食は某ホテルでバイキング料理の予定でしたが、私は留守番です。血が滲みますので、老人用の尿漏れ防止ナプキンを当てています。何とも情けない。

というわけで、来週肛門科へ行ってきます。なるべく水曜日を利用するつもりですが、痛みや出血で急に休診になる事も予想されますので、このホームページのお知らせ欄でのご確認をお願い致します。

2015年01月02日 00:00

2012年07月06日(金) 人生は、20年が4回と考えるのかな?

今年の5月で、鎌ヶ谷に開院して20年が経ちました。

月並みのようですが、長いようで短かった20年でした。
唯一最大の幸運は、これといった病気もせず、健康でやってこれた事だと思います。
人生、今まで20年という時間が3回あったわけですが、感覚的には、生まれてからの20年間が一番長かったように思います。次の20年間は大学に入ってからの知識と技術の取得のための時間でした。なが~い坂道を自転車でえっちらおっちら登って来たようなものです。
大学入試、大学の卒業試験、学位審査、その直前3ヶ月間だけはパワー全開、自転車立ちこぎで頑張りましたが、あとは“それなり”で何とかなりました。

さあ、最後の20年間、これからは下り坂をほとんどこがずに、ゆるゆると進みたいと思っています。なにしろ頭も目も随分ぼけてきました。5分前の事も忘れます。柔軟性や適応力にも問題が生じます。

もう余分な事はしたくないのですが、医師会に20年もいると、色々面倒な雑用も降りかかってきます。
時々休診にもなりますので、お知らせ欄などでご確認下さいませ。

2012年07月06日 00:00

2012年01月04日(金) スタッフ募集

最後に気まぐれ日記を書いてから、1年以上が過ぎてしまいました。時々患者さんから更新されていませんね、などと言われながらも、触りもせずに時間だけが流れました。ではなぜ今回この日記を書くようになったのか、それは昨日スタッフ募集の広告を出したからに他なりません。最後の日記があの病気の話ではさすがにちょっとね、と思い直したからです。

募集広告も時代とともに変化するもので、私はほとんど時代から乗り遅れよくわかりませんが、インターネットからでも簡単に募集内容やホームページが見られるのだそうですね。そこで最新のこの日記には、ついでに募集案内を載せておこうという、目論見もあるわけです。医院を開院して早いもので、5月には満20年になります。勤務医から開業医に変わって、一番戸惑った事は人事、すなわちスタッフの確保です。そんなことは大学卒業以来、どこにいても習った事はありませんでしたので。

これまで広告会社、口コミ、ハローワークなど色々な方法で募集をしました。合計すると何人の応募者と面接したことか、三桁になる事は間違いありません。現在、当院には常勤とパートとの方、合計9人のスタッフに仕事お願いしています。9人いれば1年に1人くらい、都合で退職される人は出てくるもの、そんな覚悟が出来るには開院して10年経った頃からでした。

鎌ヶ谷市医師会では市内の病院10年勤めると表彰されるという規定があり、さらに、20年勤めると千葉県医師会からも表彰されます。鎌ヶ谷市で20年表彰を受ける方は毎年数人程度です。病院とは女性主体の職場ですから、なかなか10年も固定しているというのは多くはないのかもしれません。当院には10年表彰を受けたスタッフが3人います。10年選手になると、診療中は目で話せるようになるので大変助かります。面接の際には、10年とは言わないまでも、3年は働いて下さいね、とお願いするようにしています。

女性、25歳位まで、短大卒以上、としておきます。興味のある方は昨日(3日)に新聞折り込みに載せたアイデムをご覧ください。携帯でも検索できるようですが、私は操作がわかりません。悪しからず。不明な事がありましたら、当院受付までお問い合わせください。

2012年01月04日 00:00

2010年09月26日(金) ジオン注硬化術

ようやく長く続いた暑い夏が終わりました。暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったもので、本当に彼岸の日から涼しくなりましたね。9月21日は臨時休診にして、知らずに来院された患者さんには大変ご迷惑をおかけいたしました。一応2か月前から張り紙はしていたのですが、何人くらいの患者さんが来院されてしまったのか、こちらとしても気になるところです。

実はこの日、私は手術を受けておりました。病名は「内痔核」。あまり大っぴらにするような病気ではありませんが何年前からあったのか、無症状の時も含めれば10年くらい前からあったのでしょう。初めて肛門科を受診したのが3年前で、段々出っ張りが大きく頻繁になってきたので、先生の勧めもあり手術をしてもらいました。先生の名前は秘密です。胃の調子が悪い、足が痛いなどというのであれば、近くの中川先生や浦和先生に診て頂くのですが、さすがにおしりの問題となると知り合いの先生では恥ずかしく、一生頭が上がらなくなりそうでしたので、インターネットで調べちょっと遠くの肛門科を受診しました。

医者が病気で病院へ行く時の気持ちは妙なもので、一つは患者として何をされるのかという不安を抱くと同時に、もう一つは医療関係者として、ここの病院はどんな感じか、私の医院とはどう違うかな、という第三者的な冷めた目で観察する自分がいます。

その某肛門科は某駅のすぐそばのビルの3階にありますが、あまり目立ちません。扉は木製で手前に引くようになっており外からは何も見えません。私の医院は中が丸見えで、眼のいい人なら駅からでも見えてしまいますから、なんとも対照的です。医院の内装は茶色を基調とした落ち着いた雰囲気で、床にはカーペットが敷いてあります。椅子はふかふかで、ところどころマットも置いてあります。お尻への配慮ですね。受付の女性の話声もトーンを下げ静かに話しています。周囲への配慮ですね。子供はいませんので、大変静かです。評判が良いようで、老若男女、次々患者さんがやって来ます。10数人が椅子に座って待っていたこともありますが、ほとんどみんなが「痔主」なんだと思うと、ちょっとおかしくなりました。

先生はやはりそれなりの雰囲気がある男性ですが、あまり私の顔は見ません。忙しいせいなのか、パソコンをいじるせいなのか、やはり患部が患部だけにあまり顔は見ないようになったのかは分かりません。私は耳鼻咽喉科ですので、自然に顔を見つめることが多くなります。私は3つの穴が対象ですが、この先生は1つの穴だけで、これで1日中勝負するのかと変な感心をしました。

 普通の診察は横向きで行われましたが、手術の時はお腹に枕を当て、お尻を出っ張らした感じの腹ばいでした。点滴を取りサイレースいう鎮静剤を打ち、局所麻酔薬で仙骨硬膜外ブロックを施してから手術が開始されました。切ったわけではなく、薬液を20ml、12か所に注入したそうで大して辛くもなく終わりました。終了後に紅茶とケーキが出されたのには感激でしたが、私の医院でそうすることはまずないでしょう。また、手術後に現場写真を、いつ撮ったのかわかりませんが、見せてもらいました。もっこりと山のように飛び出している内痔核は、私が毎日患者さんにお見せしている鼓膜写真とは段違いの、衝撃映像でした。今週再来時には、あの画像をプリントアウトして頂こうと思っています。

翌日は恐る恐る遠慮がちにウンコを出しましたが、痔核の脱出もなくなり不思議な感じでした。日に日に痛みも薄らぎ、明日からは穴あきの円座もいらなくなりそうです。先生から酒は控えめに、トイレタイムは5分以内に、と言われています。酒を控えるのはそれほどの事ではありませんが、トイレ5分以内というのが大変です。我が家のトイレは自慢ですが、1階はテレビ付きで、2階は収納式のテーブルがセットされており、いつまででも読書することが可能なスペースです。今後はこれらからの脱出が大きな課題であります。

2010年09月26日 00:00

2009年09月27日(日) どうしましょう?!インフルワクチン

インフルンザが意外に早く流行ってきたようです。
もう少し寒くなってからだろうと予想していましたのに、このところ毎日1~2人の患者さんが検査で陽性となっています。冬場のピーク時にはその10倍程度ですので今のところ大した事はないのですが、心配なので調べてほしいという患者さんがたいへん多い。

私は説明しても始まらないので、希望された患者さんには鼻の奥から粘液を採取して調べることにしていますが、この検査さほど精度の高い検査ではありません。熱が出ても感染して間もないと陰性のことがあります。熱が出たのでそれっとばかりに来院しても検査は陰性で、翌日再検査をすると陽性だという話はどこの医院でも経験していることです。鼻から採取するとただの鼻水が、ノドから採取しようとすると唾液が付いただけ、という事も考えられます。

それでも最近はこの検査が流行になっていて、学校や職場では検査を受けてこい、との指示が出ている事も少なくないようです。一時薬局からマスクがなくなったことがありましたが、このところはこの検査キットが品薄状態だそうです。

先日(25日)鎌ヶ谷市医師会でインフルエンザの講演会があり参加してきました。ようやくワクチンができるそうですが、もう遅いよな、というのが私の感想です。ワクチンを優先的に摂取できる人が選別されてきましたが、鎌ヶ谷市だけで子供老人など4万人いるそうです。びっくりです。医療従事者も優先されるといわれ、少し期待して話を聞くと、具体的には医師だけだそうです。歯科医師も薬剤師も医療事務員も除外されているとのことで、何だそんなの!、と参加者一同唖然となりました。

これまでのインフルエンザワクチンでも、効果が出るのに3週間かかるといわれており、またどの程度の効果が上がるのかについては今でも議論されているところでもあります。新型インフルエンザワクチンについてはさらに有効性や安全性については今の段階では不明な点も残されたままです。やっぱりかかったかなと思ったらすぐタミフルを飲んで1週間休診にするしかなかろうと、改めて感じ入った次第でした。

2009年09月27日 00:00

2009年05月17日(日) 新型インフル、日本上陸

やはりというか、当然と考えるか、国内にも新型インフルエンザが発生してきました。ゴールデンウイーク中は何とか空港で食い止めようとしていたようですが、無理だったという事ですね。

さてこれからどの程度のスピードで広まってくるのか、注意して見つめているほかないと私は思っています。学校や職場を隔離するだけで、目に見えない極小のインフルエンザウイルスを封じ込められるわけがありません。

手洗い、うがいも大事とは思いますが、それで予防できるとも思えません。一言で言うとウイルスの増殖力と人間の免疫力の闘いですね。幸いこれから高温多湿の夏に向かいますので、ウイルスにとっては増殖しにくい季節です。ですから本当に問題となるのは今年の秋以降かもしれません。それまでにワクチンができるとよいですね。冬までならなんとか間に合うと思いますが・・・。

 

ただここだけの話、あのインフルエンザワクチンはどの程度の有効性があるのでしょうね? 私自身は毎年流行前に接種していますが、内心打たなくてもかからないのでは?と思いながら接種しています。逆に毎年2回接種しても、毎年インフルエンザに罹患した患者さんもいます。でもそうは言っても新型用のワクチンができたら早めに接種するつもりですが・・・。

千葉県医師会から連日インフルエンザ情報がFAXされて送られてきます。これがいつまで続くのか、FAX用紙がもったいないと思える量です。現在の国やマスコミの取り上げ方は、いささかやり過ぎとも感じます。本当の強毒性のインフルエンザが流行する時のための予行演習と思えば理解もできますが、熱が出てインフルエンザかもと思ったら、近くの病院には行かずに、各自治体の発熱相談センターに連絡し、所定の検査所へ出向かなければいけないそうです。
そんな事患者さんができるでしょうか?わからないから病院へ行くのでしょう。診察する私でも診断に困ることがあります。症状は典型的でも検査では陰性だったり、違うと思いつつ念のため調べてみたらはっきりと陽性だったり、なかには熱がないインフルエンザという患者さんもいます。それらを正確に振り分けることは不可能です。

さいわい今回の新型インフルエンザは、今のところタミフルやリレンザがよく効くようなので、早めにこの薬を使って5日間家から出ない、というのでいいんじゃあないかと思うのは、私が“ちゃらんぽらんな”B型人間だからだろうか?

2009年05月17日 00:00

2009年02月22日(日) どうしましょう、新型インフルエンザ

毎年のことではありますが、インフルエンザが流行っています。
ピークは越えたようで少し下火になってきました。今年は耐性インフルエンザといって特効薬のタミフルが利かないインフルエンザが目立っているようにマスコミは伝えていましたが、現場の印象はさほどではないように感じました。
私は幸いにも、もう10年以上インフルエンザにかかったことがありません。予防接種をしているからなのか、毎日インフルエンザの患者さんと接しているので自然に免疫が強化されているのか、今年も大丈夫そうです。

 

ところが、いつか必ずやって来ると言われている新型インフルエンザになると話は別です。これもまた、いろいろとマスコミでも取り上げられています。鎌ヶ谷市医師会でも、先月これに対する第1回目の協議会が行われました。新型インフルエンザが蔓延すると4人に1人は感染するといわれ、鎌ヶ谷市内で数万人の患者さんがあふれるという予測も成り立つのだそうです。その患者さんを市内の診療所で診察することになると、さらにインフルエンザを広めることになりかねないため、発熱して来院した患者さんは、たとえば市役所の保健管理センターに集中させ治療しようという案も出されていました。では、そこで仕事をする医療スタッフをどう確保するのか、ボランティアは何人いるのか、入院が必要な場合はどうするのか、今のところ結論は出ていません。

 

はっきり言って私は今からあきらめています。新型インフルエンザが流行ったら私はきっと感染してしまうでしょう。発熱を主訴に来院する患者は毎日何人も出てくるでしょう。その患者さんたちを保健管理センターへ全員向かわせることはできません。インフルエンザでなくとも発熱している患者さんは何人もいるわけです。患者さんは自分がインフルエンザかどうかわかりません。診察や検査が必要です。そんな事をしていたら、新型ですから私に免疫があるはずはなく、うつるのは必定。流行る前からそのためのワクチンを作ることは困難で、素早く作ってそれを接種しても免疫力が上がるには3週間は必要です。それではとてもインフルエンザの伝搬力には追いつけないでしょう。

私は平成4年開院以来、体調不良で午前中2回休診にした以外は、比較的健康には恵まれて診療を続けて来ましたが、この新型インフルエンザにはやられてしまうと思っています。その際には申し訳ありませんが1週間休診にさせていただきます。罹ったかなと思ったらすぐにタミフルかリレンザを投与し、場合によっては点滴を誰かに頼んで回復を待つつもりです。まだ、これで死んでしまうほど体力は落ちていないはずだと、高をくくっております。元気になりましたらボランティアにも参加することにも、やぶさかではありません。でも、その頃にはスギ花粉も飛び始める季節で、考えただけでも猛烈に忙しそうで、私は働きすぎで死んでしまうかもしれません。

2009年02月22日 00:00

2008年10月13日(月) 風のガーデン

先日、まさに緒形拳の遺作となった、フジテレビの「風のガーデン」というドラマが始まりました。内容は全然知らないままにテレビを見ました。なんというタイミングの良さ?と言っては不謹慎なのか、ほかに言葉も見つからないのでそう書いておきますが、きっと偶然そうなったのでしょうが、亡くなって数日のうちにそんなドラマが始まるとは驚きでした。

主役は中井貴一で、東京で働くバリバリの麻酔科医、緒形拳はその父親役で北海道の富良野に住む老医師という設定でした。ドラマに医者が出てくるのは珍しい話ではありませんが、麻酔科医はこれまで記憶がありません。麻酔科医というのは病理医とともにDoctor’s Doctorともいわれ、世間ではあまり馴染みがありませんが、医者の世界では、一段格上の存在なのです。
ちなみに耳鼻科医は全くその逆で、ドラマでも決してシリアスな場面では登場いたしません。出てくるのは漫画か、以前のドリフターズのドタバタ喜劇の中で、額帯鏡を逆さまにかぶって登場する位なものでした。そんなわけで、麻酔科医が登場した事は私にとってかなり以外で興味深く感じました。

 また、脚本が倉本聰という事もドラマを見ていて知りました。倉本聰と言えば代表作は「北の国から」ですね。1980年ころ、富良野を舞台にした田中邦衛が演じる黒板五郎とその家族の物語でしたが、バックを流れる「さだまさし」の歌と、今でこそ有名になりましたが、富良野や美瑛、そしてその向こうに見える大雪連峰の美しさが脚光を浴び、一世を風靡したものでした。

 この「風のガーデン」がどんな物語であるのか、どう展開していくのか知りませんが、緒形拳は、きっとこれが最後の作品になることはわかっていたはずで、また倉本聡も知っていたことと思います。その二人が渾身の思いで作り上げたドラマを見逃してはいけません。中井貴一の顔は、もう少し脂肪が少ないほうが良いと感じましたが、それは御愛敬。これからしばらくの間、毎週木曜日は10時からテレビの前に釘付けになる予定です。

最後のテロップで、協力・旭川医科大学と出ていたところもちょっとうれしいです。北大ではなく、ローカルな旭川医大というのが大変良くて、気に入っております。一応、私の母校でもありますので・・・。

2008年10月13日 00:00

2008年02月11日(月) 医院の名称

数日前に鎌ヶ谷市医師会の会員名簿が配られ、今それを眺めていました。名簿といっても、B4の紙1枚に収まっている簡単なものです。会員数は88名で入会順に上から並んでおり、私は37番目ということになっています。
医師会に加入していない医療機関もあるので、鎌ヶ谷市10万人に対して百数十人の医師数は、医師不足が叫ばれている昨今としてはまずまずといったところでしょうか。問題はその中身である・・・、等という事を書き始めると話はあらぬ方向へ行ってしまうので、それはここには書かないことにして、医院の名称は実に様々であるなあと感じ入った次第です。

多いのが自分の名前を利用している医院で、次が場所の地名を付けている医院です。今のところ名前で重複している医院は見あたりませんが、地名の中には「みちのべクリニック」と「道野辺診療所」、「鎌ヶ谷医院」と「かまがや診療所」と「新鎌ヶ谷クリニック」など、ちょっと見ただけではまちがえそうな名称もあります。そこで「鎌ヶ谷山下眼科」という、地名と名前を両方つなげた医院も登場するのですね。

面白いのが、丸山先生が市内の丸山で開院している「まるやま眼科」。一体どっちの“まるやま”なのか、きっと両方なのでしょうね。

花の名前を付けた医院が2軒あります。「ひまわり眼科」と「ベルフラワークリニック」。ベルフラワーは「ききょう」で、市の花になっていますので納得ですが、「ひまわり」は個人的な好みでしょうか?

動物もあります。「青い鳥こどもクリニック」とは、幸せを運んでくるということでしょうか。ちょっと長いけど、ちょっと個性的で振り向きたくなりますね。房総の鋸南町に「ぞうさん耳鼻科」という医院があるのを知っています。耳鼻科では耳と鼻に特徴があるゾウをロゴマークとして使う医院は時々ありますが、それを名称にするとはけっこう大胆と思いました。

ちなみに市内で一番長い名称は「屋比久ペインクリニック整形外科」で、短いのは「畑医院」でした。もし今後、当院の名前を変更することがあれば、「鼻」や「喉」、特に「喉」は間違われることがよくあるので、「ないとう医院」とか、「ないとうじび科」など、なるべく簡単な名称にしたいと思ってます。「○×耳鼻咽喉科気管食道科医院」という名称を付けた知人がいますが、1つサインするのも大変そうですね。

蛇足ですが、問診中、前医の名前を呼び付けで話す患者さんがいます。ご本人は、個人を呼び付けているつもりはなく、あくまで場所として話しているのだと理解はしていますが、○○医院とか××耳鼻科とか、または□□さんなどと、名称や敬称を付けて話した方が無難だと思います。

呼び付けにして話すので、カチンと来て追い返してやったと話していた偉い先生を知っています。もっともその偉い先生は、耳垢取りに来院した患者さんも怒って返したというので、すぐ怒るタイプの先生のようでしたが、そんな目にあっても面白くないですから・・・。

2008年02月11日 00:00

医療法人社団 弘翔会 内藤耳鼻咽喉科医院

〒273-0137
千葉県鎌ケ谷市
道野辺本町1丁目3-1
カーラシティ鎌ケ谷2F

院長 内藤 義弘

TEL 047-443-3387

駐車場

駐車場あり

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