スギ花粉症シーズンの受診について
スギ花粉が本格的に飛散する季節になりました。混雑を避けるため、以下のことにご留意下さい。
土曜日が最も混雑しますので、可能なら土曜日を避ける。
次は木曜日、月曜日の順に混雑します。
幼稚園や学校が春休みになるまでは、午前中が比較的空いています。
休みになりますと、午前中が混みます。
一応の目安ですが、なるべく蜜を避けたいものです。
休診のお知らせ
9月29日(火)の午後、電子カルテ導入準備の為に、休診となります。ご了承下さい。夏休み休診のお知らせ
7月22日(水)~7月26日(日)
8月12日(水)~8月14日(金)
8月30日(日)~9月2日(水)
御了承下さい。
★8月15日(土)午前は、診療致します。
ホームページリニューアルのお知らせ

千葉県鎌ケ谷市の「内藤耳鼻咽喉科医院」のホームページがリニューアルオープンしました。
デザインを一新し、見やすくわかりやすいホームページとなるよう考慮いたしました。
耳、鼻、のどの症状でお困りでしたら、東武野田線「鎌ヶ谷駅」より徒歩1分の当院までおこしください。
ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
2020年4月26日(日) アベノマスク

最近ヒマである。理由は明白。コロナが不気味だからである。政府も、病院はなるべく行かずに、自宅待機で様子を見るよう指導している。耳鼻科は患者さんとかなり接近して診察をするものだから嫌われているようだ。特に医者が怪しがられている。そんなことを眼科の先生に言ったら眼科の方がもっとです、とおっしゃった。確かに眼底を覗く時などはそうかも知れない。
ヒマつぶしに駅前のロータリーを眺めていると、いろんな現場を目撃する。まずは駐車違反の取り締まり。ここにはしばしば「取締官」がやってくる。彼らにしてみればここは絶好のポイントなのだろう。
その昔、北海道で渓流釣りをやっていた頃、行けば必ず良型のヤマメが釣れたポイントがあった。彼らにしてみれば、このロータリーはそんな場所と思っているに違いない。タイミングが良いと、2匹、3匹と続けざまに釣り上げる事が出来るのだから。この日は堂々とパトカーで乗り付けていたが、バイクでやってくることもある。お手軽“釣行”だ。私がこうして撮影していたと言うことは、この時当院の関係者が被害に遭っていたわけではないのだが、いまいましい。以前、学校検診の合間にトイレ(大の方)に立ち寄ったら、捕まってしまったことを思い出した次第である。
2枚目の写真は、下の薬局でマスクを売り出すという話が伝わり行列を作る人々だ。殆どは「本日マスクの入荷はありません」という表示が店の前に張り出されているが、たまに売り出しているようだ。ご近所なんだからこちらに優先的にくれても良さそうなものだが、全くない。いや、実は最近消毒用アルコールを一本もらったから、そんな悪口を言っては失礼だな。それにしてもマスクが高騰している。こうなる前なら1枚数円だった使い捨てマスクが数十円、中には百円近いものまで登場している。FAXも届いた。1枚80円で、千枚単位ですと。ビックリした。まだ届かないアベノマスクに期待しようか?!いや、ゴミ混入だの、カビ発生だのと騒がれているから、当分無理だな。我慢の日々が続く。
2020年3月23日(月) 自粛生活

スギ花粉症のピークだ。私は外出時、こんな格好で歩いている。時々出会う知人には怪訝そうな顔をされ、次に笑われる事になっている。眼鏡、マスク、ツルツルの上着、さらには帽子をかぶることも推奨されているが、そこまではしていない。今年の飛散量は例年の平均以下だそうで、私にとっても楽なシーズンとなっているが、そんな花粉の話は今やほんの小さな出来事となってしまった。
コロナ一色。それこそみんなマスク姿だ。マスクは大気中にある様々な浮遊物をそこでブロックし、気道への侵入を防いでくれるわけだ。(ついでに、鼻毛だってそこそこ役に立っているのでむしり取るのはよくない。)
その昔、解剖実習で肺組織を見て結構汚れているものだと感じた記憶が残っている。肺は洗濯に使うスポンジみたいな臓器で、肺の一番奥の肺胞と呼ばれる部分で酸素を取り込み、二酸化炭素を排出するというガス交換が行われている。そこのところにゴミがたまると、痰と一緒に全部出すのはなかなかむずかしそうだ。加齢とともにだんだん蓄積されることになる。そんなゴミの一部をマスクがブロック出来れば、気道にとってちょっとした有用な小道具となる。
それにしても、みんなマスクをして歩く街、電車の中、東武デパート、端から見るとちょっと異様な光景だがこの“流行”いつまで続くか。夏になれば暑いし、飽きて装着率は相当少なくなると思うが・・・?
医院の入り口にアルコールハンドジェルを置いた。日頃使用しているウエルパスを置こうとしたが在庫が1本だけ!スタッフが慌てて注文したが欠品中。1週間経ってもない。ようやく市販品を見つけてとりあえず置いてみた。割と好評だ。
医師会からマスクの在庫状況についてのファックスが回ってきた。数えてみたら600枚くらいあったので、「4月下旬まである」という項目に○を付けて返送したが、その後でしまったと思った。「そろそろ底を着く」に○を付ければ、特別に支給されたかも知れないなと後悔した。
12日・木曜日の夜、医師会で新型コロナウイルスに対する講演会があった。さすがに眼科や皮膚科の先生は見かけなかったが、30名余りが集まった。入り口では早速、事務局の川崎さんからアルコールを吹き付けられた。医師会の会合はしばしばあるが、こんなことは初めてだ。千葉県医師会と鎌ケ谷市医師会の公衆衛生担当理事がそれぞれ講演をした。内科や小児科の先生は切実で色々質問が出て、予定終了時刻を30分オーバーした。私も、致死率3%という統計の母集団は何か、重症者が主体ではないのかと質問したかったが遠慮しておいた。
16日、医師会から28日の医師会総会を中止にし、同封の議案の賛否を返信するように、という手紙が届いた。総会など毎年参加者は、現執行部、元執行部経験者、新入会員くらいで20名も集まらない。その後の宴会は自粛するとしても、総会くらい普通にやればいいのに何に対して気を遣っているのか?「総会とはそんなものかい。そうかい、そうかい。」と皮肉を書いて返信した。
2020年2月25日(火) コロナカフンマスクスマホ 意味通じるか?
電車に乗って周囲を見渡すと、7~8割の乗客がマスクをしている。目の前の座席に座った人全員がマスクをしていたこともあった。マスクをしていなかった人は、マスクが手に入らなかった残念な人だったのかもしれない。マスクをしてスマホをいじるのが車内の定番となってきた感がある。かくいう私もマスクをしている。その理由は保温加湿、それと花粉症対策だ。スマホは殆どいじれない私なので、時代遅れの人間になって生きている。
テレビでは外出時はマスクを、帰ってきたらうがいと手洗いを、と盛んに呼びかけている。間違いではないが、そんなことでウイルスを排除することなど、とても無理な話だ。花粉の1/100、PM2.5より小さいウイルスは、どこかに寄生していかなければ生きられない生物?だ。簡単にマスクの目から飛び出して、浮遊しながら生体に取っ付くのであろう。その昔、勤務医時代、手術前の手洗いはそれなりに丁寧にしっかり洗うように指導されていた。消毒薬入りの石けんでプラスチック製のたわしを使って、ゴシゴシ洗った。指間や爪の間は特に入念に。そして精製水で洗浄後、肘まで超音波洗浄機に付けてチリチリやったものだ。はたして少なくとも1分、石けんを手にして揉み続ける家庭はどれくらいあるだろうか。
来月初めに予定されていた医師会旅行が中止になった。例年秋に行われるはずの旅行が台風接近のため中止となり、その代わりの旅行が、コロナウイルス接近のため中止になった。土曜午後からの伊香保温泉バス旅行がそんなに危険なものか?バスが危ない?旅館が危ない?温泉が危ない?2週間豪華客船に閉じ込められるわけでもなく、なんか変だなと、ノー天気な私はそう思うのである。
2月15・16日と横浜で気管食道科専門医大会が開催された。気管食道科、聞き慣れない科で特に開業医にはいらないような標榜科だ。載せるとなると、「内藤耳鼻咽喉科気管食道科」こんなになってしまう。やはりポイント制で、決められた以上のポイントを稼がないと専門医が更新されなくなってしまう。特に役には立っていないが…。
タイムリーに花粉症の話とウイルスの講演があった。花粉症は鼻や目だけではないので“気管”食道で話してもいいわけだ。内服薬の話に加えて免疫抑制剤の注射薬が承認されたことも話題にしていた。花粉症に免疫抑制剤だなんて、私はいやだがね。
しかも1回の注射代が3割負担で7500円以上(体重・血液検査データで変わる)、データが凄いと1回の注射で5万円だ。びっくりしちゃうよ。開業医は関係ないと思っていたら、数日前に私の医院に問い合わせがあったと言うから二度ビックリ。その薬品名もゾルゲだかゾンビだったか忘れたが、気味の悪い名前であった。 それとコロナウイルスの話。演者が、なぜ武漢から広まったのか疑問だと話していた。インフルエンザウイルスはシベリアから渡ってきた鳥の糞に含まれて持ち込まれる。そしたらコロナウイルスはどこから何なのか???なるほど不思議だ。
今回もランチオンセミナーがあり弁当が支給された。学生時代に、牛乳を飲みながら講義を聴いていたポン友が泌尿器科の助教授に見つかり「出て行け!」と怒られたことがあったが、時代は変わった。時間節約。会費1万円なんだから、このくらいのサービスがあって当然か。
久しぶりに「ホテル・風の抄」に行ってきた。ホテルからかすかに東京スカイツリーが確認できた。100キロ位離れているはずだ。周囲を見回すと、台風から半年経つにもかかわらず、ブルーシートで覆われた家屋が目に付いた。修理に手が回らないのか、お気の毒というしか言葉が見つからなかった。