2018年11月12日(月) 専門医更新時期迫る!
先月のMRI検査の結果は特に異常は見られず、来年2月までしばしの“別れ”となった。 しかしいずれは何かされるだろうとは、うすうす感じているところでもある。結果を泌尿器科医の友人に報告すると、「直腸診もしない医者は泌尿器科医ではない!お前の前立腺は何ミリリットル?」少々ご立腹であった。前立腺の大きさをミリリットルで表現するとは、初めて知った。
10月31日、前立腺癌の内科医と半年ぶりにタイ釣りに行った。現在はホルモン療法中で、放射線治療は来春の予定とのことだった。何だかずいぶんぬるい話だなと思ったが、それで全然問題ないとのこと。その昔はラグビー部で、ゴリラ男であった彼の横顔がどことなく女っぽく見えたのは、その治療の影響だろうか?
今週末、福岡で専門医講習会が開かれ、出席するので医院は休診です。 専門医制度というのが、今から30年位前に発足した。当時は履歴書と登録料を納めれば誰でも専門医になれた。それでも、その手間と登録料がもったいなく放っておいたら教授に、「何バカなこと言ってる!さっさと登録しておけ!」と怒られ、それを聞いていた後輩と一緒に申請を出した思い出がある。
以後、専門医資格を持っていて良かったという経験は全くないまま、現在に至っているが、最近規則が厳しくなったようで、決まった講習を遅刻、途中退席なく受ける事が義務付けられた。扉を閉められるというのだからすごいもんだ。会終了後に参加証明書を配り、それをためておいて更新時に提出するらしい。らしいというのは、よくわからないのだが、札幌で開業する後輩から電話があり専門医を更新する気になり、参加することにした。
更新に必要な講演は、わざと講習会の最初と最後に配置してある。憎たらしい。羽田発17日、6時15分・始発便だ。これでないと9時からの講演には間に合わない。札幌からでは、前日からの福岡入りが必須だ。途中退室は出来ないが、居眠りは出来そうだがこの体、学生時代からから居眠り出来ない体質だ。会場の後ろの方に座って、演者の言動をボーッとしながら見てくるつもりである。
ちなみにその後、専門医制度は厳しさを増し試験もある。合格率は80%くらいだ。問題が毎年耳鼻科の専門誌に載っているが、それを見るたび、さっさと専門医になっていてよかったと、胸をなで下ろすことしきりである。