2018年4月26日(木) マスク その3
ようやくスギ花粉の飛散が終わり、あと10日余り、ヒノキ花粉が残っている時期となりました。
スギとヒノキは似たような花粉ですので、両方に反応する人が過半数と言われています。私はさいわいスギだけのようで(20年前の検査結果)、だいたい終了しました。
時々くしゃみと鼻水は出ますが、許容範囲です。
結局今年のシーズンは診療中マスクなしで大丈夫で、スギ花粉が多く飛散した年でしたが、比較的楽に過ごす事が出来ました。加齢により反応が鈍くなったのかも知れません。
花粉症の薬は右写真のように色々あります。 色々あるということは、これぞ、というのがないということでもあります。同じ薬を処方しても効き方は様々です。効き目がいい方がいいに決まっていますが、眠気が出る人も少なくありません。飲んでみないことにはわかりません。やはりまずマスクですね。
少し昔の話になりますが、看護学部の学生を土曜日だけアルバイトとして頼んでいたことがありました。優秀な学生で、今では何処かでいっぱしの看護師になっていると思いますが、あるとき、その学生が、国家試験の問題ではマスクをしないで仕事するのは「×」です、と言っておりました。
でもねえ、マスクをすると、眼鏡は曇るし、顕微鏡も曇るし、難聴の患者さんには言葉がわかりづらくなるし、小さい子どもにはなおさら恐怖心をあおるんだよなあ、と弁解を羅列しておきましょう。×××でしょうけども・・・。