内藤耳鼻咽喉科医院|東武野田線鎌ヶ谷駅東口より徒歩1分の耳鼻咽喉科

東武野田線鎌ヶ谷駅東口より徒歩1分。耳・鼻・のどの諸症状は当院までお気軽にご相談ください。

2017年05月14日(日) 開院して四半世紀

鎌ケ谷で開院して5月18日で25年・四半世紀が経ちます。これまで大過なく診療を続けて来られました事、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

それまでの私の地盤?は北海道でしたので、開院当初は戸惑うこともしばしばでした。その原因を端的に述べれば、気候風土と人口密度の違いだと思っています。北海道の方が都市部では医療体制や生活環境は整備されていると感じます。なぜなら余りいい加減なことをしていると凍死してしまうからです。千葉は比較的温暖な気候で滅多に凍死はしません。街が出来る前から人が住んでいました。しかも沢山の人が。暖かい方が気持ちも軽くなるのですね。
 また、北海道にはスギの木がありません。スギ花粉症の事は当然知識として知っていましたが、所詮対岸の火事でした。季節になると、こんなにも患者さんがやってくるとは想像以上でした。しかも開院して4~5年経ちましたら、私自身がスギ花粉症を発症してしまい、それ以来毎年毎年20年、2ヶ月間は抗アレルギー薬を使い続けています。呆れるやら腹が立つやら!近年、スギのエキスを舐める治療が世に出ましたが、私は今のところ舐める気はしません。これからも目薬、スプレー、内服薬でしのぐつもりです。

開院当初、娘は鎌ケ谷市立中部小学校へ、息子はふじ幼稚園へ通っていました。娘には昨年子供が出来て、私は本当のお爺さんになってしまいました。目も老化するはずです。30代までは、鼓膜切開も裸眼で出来ましたが、今では何でも顕微鏡です。ハナの中、口の中までも顕微鏡で見ることが多くなりました。一方、開業医になって、耳掃除は上手くなりました。耳の病気は、まず耳垢を除去しないと話にならないのですが、耳の中は結構痛いし、すぐに血が出ます。幸い今のところ私の指先、手は震えません。耳鼻科医として最後までやれる仕事は耳掃除ではないかと思うようになりました。息子も耳鼻科医の道を歩み始めました。知識量ではとてもかないませんが、私のハンドパワーの方が、当分の間はまだまだ勝っているものと思われます。

先日電車の発車時刻が迫っていたので、階段を颯爽と1段抜かしで駆け上がりましたところ、最後の一段で足が上がりきらず、四つん這いに転んでしまいました。電車には間に合いましたが、手足が痛いやら、周囲の人が見ていて恥ずかしいやら。まあ骨を折らずにすんでよかったという事でしょう。開院以来、体調不良で急遽休診にしたのは2回(二日ではない)だけでしたが、今後はこれまでとは違うだろうなと不安が広がります。

“医者と坊主は年寄りがいい。”
“医者と味噌は古い方がいい。”

そんな格言?に従い、これからもやれるところまで、それなりに仕事を続けるつもりです。

2017年05月14日 00:00

医療法人社団 弘翔会 内藤耳鼻咽喉科医院

〒273-0137
千葉県鎌ケ谷市
道野辺本町1丁目3-1
カーラシティ鎌ケ谷2F

院長 内藤 義弘

TEL 047-443-3387

駐車場

駐車場あり

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