2016年08月03日(水) クソッ その後その2
7月13日の水曜日、午後2時半から痔核根治術を某肛門科でやっていただきました。手術は10分程度、おしりを突き出した形で腹ばい状態。後ろで何かもそもそやっているな、という程度で意外にすんなり終わりました。1時間休んでまだ鎮静剤が抜けてないという雰囲気のまま帰宅しましたが、それからが大変な日々の始まりでした。3日間はだいたいジュースで過ごしましたが、立っても座っても痛い。鼻をかんでも咳をしてもズッキーンと差し込む痛さでした。それでもウンコは出ます。トイレが地獄の3丁目でした。ウンコを出そうとする大腸直腸連合軍の前に肛門様が立ちはだかり、私の頭の中はパニック状態に陥りました。
この手術、結紮切除術・半閉鎖法というそうです。つまり痔核を切除してそこを縫うのではなく縛るのです。縛ればその先の組織は腐ります。半閉鎖法というので肛門側は半分開放創になっているのです。開放創であれば痛いです。そこから腐った後の浸出液が今でも出てきます。出すためにわざわざ開放創にしてあるのです。手術当日、当てガーゼが200枚出されました。そんなに必要なのかと思いましたが、毎日4~5回換え続けて3週間が経過、紙おむつもはいて暮らしています。まあ、我ながらびっくりの毎日が続いておりますが、紙おむつって意外に快適だと変なところで感心しています。超薄型っていうやつですが・・・。
7月31日・日曜日、鎌ケ谷市医師会の音楽会がきらりホールで開催されました。今年で10回目になります。私は特に宣伝はしていませんが、第1回目から参加しています。今年の演目は、ベートーベン作曲、「運命・第一楽章」。交響曲をピアノで弾くとは漫画の世界ですが、そんな楽譜もあるのです。手術して2週間あれば、すっきり治して演奏に専念できるだろうと考えたのがウンの尽き。いったいいつになったらすっきりするか、こんな「運命・第一楽章」が待っていたのでした。
今日、休診日でしたのでその肛門科へ行き、注入軟膏がさらに2週間分出されました。こんなことで今年の夏は終わりそうです。