2004年08月15日(日) 夏休みです
本日・15日から22日まで、夏季休診になります。ご了承下さい。先週後半、世間はお盆休みになっていたためか、流山市や野田市から来院された患者さんがいました。隣接している松戸や柏から来院されることはしばしばですが、そこを飛び越えて来られることはちょっと珍しい。聞けば、病院がやっていなかったとのこと。全くやっていなかったわけでもないと思いますが、見当たらなかったのでしょう。患者さんからすれば、病院は1年・365日、24時間診療している事に越したことはないでしょう。
私の場合は、出来ることなら私と同じような耳鼻科医がもう1人いて、1日置きくらいに働ければちょうど良いのに、とこの頃しばしば思います。ところが、2人でやるというのはなかなかうまくいかないことが多いそうです。夫婦で開業されている先生もいらっしゃいますが、だんだん奥さんの方が偉くなってくるようです。知人に、奥さんが眼科医というのがいます。早く、○○眼科耳鼻科医院をやりなさい、とアドバイスをするのですが、その輩はガラにもなく、未だに大学病院にしがみついております。自分の子供に後を継がせる、というのはよくある話で気持ちもよく分かるようになりましたが、それを待っていては自分の人生は、ほとんどがそのための待ち時間で終わってしまいそうです。
休診日を知らずに、あるいは忘れていて(診察券には書いてあるのに。)来てしまった、という話を後から聞かされ恐縮するのですが、当面は割り切って必要とあらば、休診にさせて頂くことになります。休診だからといって遊んでいるばかりでは決してありません。開業医は院長兼、小使ですから雑用も結構多いのです。学会にもたまには出席したいのです。明日からは家族でちょっと旅行に出ますが・・・。
数日前に、開業3年目の後輩に鎌ヶ谷の梨でも送ってやろうと、夏季休診の確認の電話をしましたところ、電話に出た受付嬢は「明日です。」という返事でした。「明日からいつまでですか。」と聞き直すと、「明日だけです。」との答えでした。しかもその明日というのは土曜日で、元々半日しか診療していない日の事でした。彼は、敬虔なクリスチャンだからなのか、経営状態がはかばかしくないためなのか、と私は思わずウーンと唸って、一番大きくて甘い梨を10㌔送ってやりました。アーメン!